真夜中の腹筋
うすぼんやりとし
あわせダ
〜ふしあわせな昆虫‘稽古編’〜

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3月6日(土) 【稽古初日/13−17、顔合せ/18〜】


■ 昨日はブルーヒップスの「あなたがここにいてほしい」を新宿サニーサイドシアターへ観に行った。
 
実はこれ、散歩道楽の第2回公演として上演した台本だ。
ブルーヒップス(以下BH)には前にも1度「石井節子のぱっとしない1日」をお貸ししたことがある。
何度もやっていただいてありがたいことです。
   
「あなたが〜」は5年も前に書いたものなので、ほとんど忘れていた。
次はどうなるんだっけか?
そんなことを思いながら観させてもらった。
   
この芝居は当時参加してくれた役者さんに当てて書いた部分が大きい。
とくに羽田謙治さんと吉本鳥人(現・町田水城/はえぎわ)さんに当てた部分が大きい。
この2人の役をやる人は大変だろうな、と思っていた。
BHでは男女比の関係で、この2つの役は女優さんが演じていた。
それが功を奏したのか、僕たちがやったものとは別物として観ることが出来た。
おもしろかった。
   
登場人物だけではなくて、
この芝居自体、当時使用した荻窪アールコリンという劇場に合わせて書いたものだ。
ほとんど素舞台(セットなどを作らないで、っていうかお金がなくて作れなくて、劇場そのままの状態)で、調光室(照明さんや音響さんがいる部屋)へ上がる階段も剥き出しで使用した。
だから劇場が変わるだけで随分やりにくいことになる。
   
他にも当時、大変だったこと、不安だったこと、意気込んでたこと。
そんなことを思い出しつつ、楽しく観劇させてもらった。
書いた本人の僕なので、冷静に面白かったのかどうかなんて判断できないけど、とても嬉しかった。
 
そのあと飲みに行って、皆さんとお話をした。
桃子で新宿まで行っていた僕は、ついつい長居してしまった。
明日の稽古初日に向けて、いろいろやることがあるのに。
   
えーと。
   
ま。
   
そんなわけで。
   
■ いよいよ今日が稽古初日だったわけですが、寝坊をしたんですよね。
   
ええ。
   
■ 今日は13時からベケちゃん(安倍健太郎/今回の出演者)と約束をしていたことがあった。
ベケちゃんはこのあと、来週に本番を迎える芝居の稽古に行かなくてはならない。
それを無理言って、14時までの1時間だけ、来てもらったのだ。
   
夕べ帰宅して、今日の準備をしていて、
寝たのが朝の8時。
ま、2時間ほど仮眠すればいっか。
と、少し横になる。
   
ここで気付くべきだったのだ。
僕の辞書に「仮眠」という言葉はない。
残念ながら、
「熟睡」か「寝ない」のどちらかだ。
   
そんなわけで、起きたら12時30分。
ぎゃふん。
   
ベケちゃんに電話する。
もしかしたら奴も寝坊してたりして。
そんな淡い期待を抱きつつ。
そしたらあなた、
「もう稽古場にいますよ」
ってまだ30分前じゃねえか。
早えよ。
ごめんよ。
   
また今日はちょっと遠い稽古場だったのだ。
稽古場到着で14時10分。
ベケちゃんは大急ぎで稽古場を出て行った。
ごめんなさい。
   
■ 今日はこのHPに載せる写真撮影の日でもあった。
みんなもうすっかり準備が済んでいる。
一瞬、部屋を間違えたんじゃないかと思うくらい、
みんな「くどい」メイクをして、「くどい」髪型をして、「くどい」服を着ている。
水商売の人たちみたいだ。
それも銀座やら六本木ではない。
西川口とか向島だ。
そういう指定をしたんだけどさ。
   
そして撮影開始。
そして悲劇は起きた。
   
僕はなんだか朝からバタバタしてて気が焦ってたんでしょうね。
ミッキーに借りたデジカメを落として壊してしまったのです。

それからのことはよく覚えていない。
   
いや、覚えてるけどさ。
   
ミッキーに平謝って、
さて写真はどうしようってことになって、
純ちゃん(長尾純子/制作)がせっちゃん(いしいせつこ)ちまでデジカメをダッシュで取りに行ってくれて、
戻って来るまでとりあえず稽古してましょうってことになって、
みんなとりあえずなんとなく着替えて、
でもその濃いメイクと髪形はそのままで、
僕もテンションが下がってて、
つい「今回の公演を象徴するような波乱の幕開けです」とかなんとか、
みんなのテンションを下げるようなことを言って、
稽古も終りに近づいた頃、
息を切らしながら純ちゃんが戻ってきて(ありがとう)、
バタバタと撮影をして、
バタバタと稽古場を出たのです。
   
しかしそれにしては、
写真の出来はなかなかよいと思うのですが、
どうでしょうか。
   
■ 夜は三軒茶屋に移動して顔合せ。
   
スタッフさんも来てくれた。
   
■ これから約2ヶ月。
みんなでいいものを作りましょう。
   
台本?
   
これからみんなの様子をみて、ぼちぼち書き始めて。
いちおう稽古予定には、来週頭には台本稽古開始となっている。
今は、その第一歩を踏み出すために慎重になっているといったところか。
わかりやすく言うとゼロページだ。
 
 
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3月7日(日) 【狛江銀座ダンスカルテット/18−22】


■ 今回の芝居にはダンスがある。
が、ダンスという言葉はどうもこそばゆい。
出演者、みんな踊れないし。
なんか、もそっとした動き。
それくらいでいいんじゃないかと思う。
でもそれだと言いにくいし面倒なので「ダンス」と呼ばせていただくことにします。
ご了承ください。
   
その振り付けチームが「狛江銀座ダンスカルテット」だ。
昨日の顔合せで制作からみんなに配られた資料には「ダンス」の文字が抜けていた。
「狛江銀座カルテット」
これじゃあ、頭の悪い芸人みたいじゃないか。  
 
「狛江銀座ダンスカルテット」
略して「狛カル」に新しく1人メンバーが増えて4人になった。
そう、文字通りカルテットになったのだ。
   
その1人というのは劇団員の‘長崎のエスカルゴ’川原安紀子である。
彼女はちょっと前にダンスをやっていた。
が、少しブランクがあるようだ。
それにそんなに本格的にやっていたわけじゃないらしい。
   
が、我々はダンス経験の有無によって集った4人ではない。
大事なのは「感性」
それを体現できる「身体」
そして「パッション」
そして「人柄」
そして「生ぬるさ」
   
今日の振り付け稽古でも、
ダンス用語なんてもちろん出てこない。
もっと伸びて!
もっとクイッと!
もっと猫背で!
そんな言葉が飛び交う。
実際は「!」なんて出てこない。
声は小さい。
   
他のメンバーも、
唯一と言っていいダンス経験者‘シャネル’め組さんは先日行われた決起集会の数日後に靭帯を切った。


今日もギブスをして松葉杖をついている。
   
お調子者‘テリーボーイ’近藤輝明は仕事の営業に忙しい。


今日は休みだ。
   
あとは、前屈してもくるぶしまで指が届かない鋼鉄の身体を持つ‘ウルフ’太田(僕だ)と、
なかなかどうして、
ダンサブルな生き方が出来ない人たちばかりだ。
   
しかし、である。
なかなか充実した振り付け稽古初日だった。
体中が痛い。
   
やはり出来上がりはそれなりのものにしたい。



その思いはみんな同じだ。
ゆるやかなようで、
実は妥協なく真剣に取り組んでいる。
   
今月、あと5回の振り付け稽古がある。
 
 
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3月8日(月) 【18−22】


■ 風邪が流行っている。

■ 先日まで芝居の公演だった大谷さんと桜井くんが今日から参加。

■ 前回休んだ人の写真撮影をおこなう。

■ チーム分けしてそれぞれ話し合って20分くらいの芝居をつくってもらう。
それを見てる人に、感想を聞く。

この稽古にもいろいろ目的はあるのだが、それをここで説明してもたぶんつまんないのでやめる。

■ ちょっと関係ない話だけど。

散歩道楽をはじめた頃、やはり僕も例に漏れず、
「演劇」という言葉にすごく抵抗を抱いていた。
すごくダサいものに思えた。
(今も少し思ってるけど)
そんな人たちが僕以外にもやっぱりいて、
自分たちがやってるのは演劇ではない。
とか、
公演のことをライブなんて言い方をしてみたり、
(これは逆に、よりダサいのではないかと思うが)
そういう人たちもいる。
でも散歩道楽がやってるのは紛れもなく演劇なわけだし、
なんだか満員電車で混んでることに文句を言ってる人みたいでヤだなあ。
と、思えてきた。
だからなんだってこともないですが。

それだけです。
尻つぼみでごめんなさい。


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3月9日(火) 【稽古休み】


■ 前から目をつけていた、いつもガラガラのマックにて台本を考えるフリをする。


やはりガラガラ


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3月10日(水) 【狛カル/18―22】


■ 2回目の狛カル振り付け稽古。


踊る贅肉、テリーボーイもやってきた。
   
■ なんだか体がものすごく疲れている。
うまく体が動かないし、頭もうまく働かない。
自分の体のあまりに不自由な制限された動き、発想に愕然とする。
   
■ 稽古の合間にアッコちゃん(命名カステラ)のパンをみんなで分けて食べる。
甘いものが美味い。


つぶあんマーガリン。
ダンスの途中で食べるには、あまり適さない。
 
■ どうだろうか。
確実に少しづつ振りが付いているのだが、どうもしっくりこない気もする。
疲れているから判断がつかないんだろうか。
   
ま、こんな日もある。
   
■ 4人で王将の餃子を食べて帰る。
テリーボーイの奴、注文する前から餃子のタレを作ってやがる。
そういうときのこの人は、本当に嬉しそうだ。
よかったな。
がんばろうな。
 
 
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3月11日(木) 【稽古休み】


■ 今日はもともと稽古の欠席者が多かったのだが、
昼過ぎになってぞくぞくと体調が悪く休ませて欲しいとメールが来る。
誰が欠席するのかエクセルで作った表に書き込んだら、
なんと半分近くの人が休みだ。
   
出席の人の中にも、体調が悪い人が結構いる。
そういう僕も、じつはものすごく体調が悪い。
風邪ではない。
今は風邪を引いてる場合じゃないので。
絶対違う。
と、願う。

ただちょっと疲れているだけさ。
   
しかし最近、確かにやることがいっぱいあって忙しいし睡眠不足も続いているが、
それにしてもこの疲れようはなんだ。
以前はもっと寝る時間がなくて忙しくても、
もうちょっと踏ん張れたような気がする。
そもそも忙しいといっても、僕の忙しさなんてたかが知れてるし。
やわになったもんだ。
   
と、まあそんなわけで、
急遽、今日の稽古は中止になった。
   
中止のメールをみんなに送ると次々に、
「実は自分も体調が悪かったので助かった」と返信がくる。
   
風邪が流行っているようです。
おいしいもの食べてゆっくり休んでください。
   
僕?
僕は風邪じゃないっすよ。
   
うん…
   
さ、台本書くか。
それっ。
さらさらさら〜
(台本書いてる音)
あははは、あははは。
(台本がとても面白いので自分で笑っている)
あはは…
   
うん…
   
とりあえず今日は寝るか。

おやすみなさい。
 
 
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3月13日(土) 【狛カル18−22】


■ 今日もダンス振り付け稽古があった。

思ったよりこの稽古がきつい。
台本を書かねばならないこの時期にこれだけ時間を取られることもそうだが、
なにより体力的に、なんていうか、へろへろだ。

でも稽古に行けば行ったで楽しいんですけど。

■ ちょっと話がそれますが。

とある劇団の作・演出の方(仮にYさんとしておこう)に
「上演時間が長い」
と、ダメ出しをもらったことがある。

この方には何度か散歩道楽を観ていただいてるし、
そのつどダメ出しをもらうことにしている。
あまり僕はこういったダメ出しを、誰かれ構わずもらったりしない。
でもほんの数人にはさりげなく、恐々聞いたりする。
その数少ない1人がこの方なわけです。

なるほどそうだな。
と、素直に僕は反省をした。
他の方にも時間に関してはよく言われたりするし。
長くしようとして長くなったんじゃなくて、
長くなっちゃったのだからして。

その長さというのは、まあ、体感時間だ。
その芝居の種類や内容によって、
一時間半の芝居でものすごく長く感じたり、
二時間の芝居で案外苦にならなかったりする。
芝居を観る環境も大きく関係してくる。
大劇場のふかふかの椅子で観るのと、
小劇場の座布団とは違う。

そんなこともあり、
今度の「ふしあわせな昆虫」の上演時間は、
いくら長くても2時間を目指している。
2時間以内がモタベターだ。
この時期にこんなに時間を気にするのは初めてじゃないか。
というくらい、気にしている。

で、だ。

聞いた話なんだが。

Yさんの劇団が今、ワークショップをおこなっている。
そのワークショップ用に新作の台本を書いたそうだ。

こないだの‘散歩do!楽’の参加メンバーがあるときYさんに、
「太田君もワークショップで新作を書いたんだって?」
と、聞かれたらしい。
その人が「はい」と答えると、
「それは何分なの?」
その人が「30分です」と答えると、
横田さんは、
「僕は40分」
と、誇らしげに答えたそうな。

子供みたいだった。
とは、その元‘do!楽’メンバーの言葉。

ふうん…
でも僕は2つ書いたんですよ。
合わせると1時間です。

ふふふ。
ふふふふ。
ふふうふうふうふ。

なにを張り合ってんだか。
と、あなたは笑うかもしれない。
そこは張り合うところじゃないでしょ。
と、あなたは呆れるかもしれない。

なに言ってんですか。
ここは張り合うところでしょ。

さりげなく名前を出しちゃったが問題ないだろうか。
いじめられたりしないだろうか。
劇団員に。
もしそうならごめんなさい。

あ、でも「ふしあわせな昆虫」は競って長くなったりしないのでご安心を。
お尻に優しい劇団へと生まれ変わります。
はい。


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3月14日(日) 【13−17】


■ 疲れた体にムチ打ちながら稽古場へ。

BGMは「レッド・ウォリア―ズ」
桃子と経堂までいかしたカジノドライヴ。


♪生まれ〜たと〜きから世間につまはじ〜き〜

■ 明日からはいよいよ台本稽古が始まる予定だ。

それにしても出席者が少ない。
この台本を書く前の稽古は僕にとってとても大切なんだが、
他の公演が重なっていたり、体調が悪かったり、
しょうがないとは思うが、なかなかうまくいかない。
いつにも増して、稽古の始まり方が悪い。
出欠席の問題だけじゃなくて、
問題は僕にあるのかもしれないが。

ここにあんまり不安要素を書くのはどうかと思うけど。
でも「楽しい」とか「面白くなりそうだ」とか、
そんなことばっかり書いてもしょうがないですよね。
稽古してれば順風満帆に全てが上手く進むわけがないし、
こういった愚痴とか不安とか、
そんなのがあってもいいですよね。
そういうのを読むのは嫌だって人もいるけど、
でも僕は大好きです。
もし人の日記を盗み見れるなら、
「楽しい」という日記より、
「辛い」という日記を読みたい。
電車で隣の会話が聞こえてくるなら、
「誉める」会話より、
「悪口」を聞きたい。

性格が悪いんだろうか?
そういうことじゃないと思うが。

■ そんなわけで今日は、
前半「バレーボール」「六虫(知ってます?)」とボールを使ってみんなで遊んで、
後半は少し指定をしてフリーエチュードを見せてもらった。

■ 今日は早くに終わるし、真っ直ぐ帰って台本書こう。
そう思いつつも稽古が終われば、
「一杯だけ飲んで帰るか」という気分になる。

ここで意志を強くもって真っ直ぐ帰る人間が書く台本と、
つい飲みに行っちゃう人間が書く台本は違うよね?
と、帰り道ようこちゃんに聞いてみる。
「…ま、そうですね」と彼女。
ね?
ようこちゃんは真っ直ぐ帰る人間が書く芝居より、
ついつい飲みに行っちゃう人間が書く芝居がやりたいよね?
「…ですね」と彼女。
うそだあ。
知ってんだ。

わかってんだ。
これがむちゃくちゃな言い訳だってこと。
合わせてくれてありがとう。


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3月15日(月) 【18−22】


■ 20時稽古場着。

しかも台本ゼロ。

情けない。言い訳する気力もない。


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3月17日(水) 【18−22】


■ いくら風邪と認めないといっても、胸の奥から湧き上がってくるのはあの風邪の風味だ。

身体が辛いとか、そういうことより、頭が全く働かないのが本当に困る。
そして全てが全て、ダメに思えてくるのだ。
自分がとてもつまらない、くだらない人間に思えてくる。

そして困ったことには、いくら自分が自分をつまらなく思おうと、
稽古の日は確実にやってくるし、
そこには台本を待つ40のかわいい瞳がある。

かわいくないか、別に。

■ 今日も20時半着。

みなさん、本当に申し訳ない。

しかし台本は、その冒頭部分を少し持って行く。
今まで散歩道楽でやってきたこととちょっと違う。
そんな気がする冒頭部分だ。
みんなはどう思っているんだろう。
僕にはどうにもこうにも判断がつかない。

一切、台本について話題が出ないし。
こちらから聞くのもちょっとどうかと思うし。
「なんかつまんないスね〜」なんて言われたりしたら嫌だから、
むしろ一切台本の話なんかしないでほしいとは思うけど。

なに書いてんだ、僕は。

■ 明日の稽古をまたもや休みにしてもらった。

■ コンビニの店員が胸につけているネームプレート。
アレに写真がついてるじゃないですか。

たまに、
その写真と目の前にいる人物との間にものすごくギャップがある人いません?

なにがあったんでしょうね。
写真を撮った時と、今と。
その間に。

駅からウチに向かう間にあるセブンイレブン。
そこに「おおかわ」さんて人がいるんですけど、
その変わりようはものすごいですよ。

間がないんです。
どうやら彼は中間をはしょって、
あっち側から、あっち側へ行っちゃったみたいです。
その変わりようはすんごい極端です。

その間に「おおかわ」さんに何があったのか。
その理由をいくつか考えてみた。

(1)童貞を捨てた
(2)グリーンベレー

いくつかと言っといて2つしか思い浮かばなかったんだけど。


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3月20日(土) 【狛カル18−22】


■ 今日は昼に谷中田宅で散歩会議があったのだが、欠席。

風邪(らしきもの)はとくにグッと悪くなるわけではないが、
しかしちっともよくならない。
ここ数日間、ぜんぜん気力が湧いてこない。

ようやく今日、少し元気が出てきたような気がする。
そんなわけで台本をなんとかしなければ、と気が焦る。

■ しかしだからといって台本を書くこと自体が別に苦痛というわけではない。

ものすごく恵まれた環境にいると思うし。

実は今、とても楽しいのだ。

■ しかし夜のダンス稽古は絶対休むわけにいかず、小雨降る中、鬼塚ちひろを聞きながら稽古場へ。

最近、恥ずかしながら鬼塚ちひろに癒されている。

「眩暈」をリピート。

■ ダンスも今日と、あと月曜日に1回振り付け稽古をしたら、
翌日の火曜日には、みんなへの振り写しをしなければならない。
ラストスパートだ。

今日はカステラが休み。
その代わり、とある振り付けにアドバイスをもらうため、ベケちゃんにきてもらった。


坊主頭で現れたベケちゃん(安倍健太郎/出演者)


ベケちゃんの頭に乗って遊ぶシャネルとテリーボーイ。


僕も乗っかってみた。

■ 今日は真っ直ぐ帰宅。

そしたら、いかりや長介さんが亡くなったとのニュース。

僕はまさしくドリフとともに少年時代を過ごした世代だ。
結構ショック。

ご冥福をお祈りします…


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3月21日(日) 【13−17】


■ 夕べ遅くまでかかって台本完成図が具体的にみえてきた。

嬉しくなってちょっと仮眠したら、
うすうす思っていた通りじっくり寝てしまい、
慌ててせっせと書いたんだけど眠り方が悪かったのかなかなか目が覚めない。
思うように進まず稽古場到着予定の14時になった。
もういいかげん行かなきゃならないので、 そのまま1枚だけ台本を持って稽古場へ。

しょうがないとは思うんだけど、
でもみんなもそれぞれ時間の都合をつけて、日曜の早い時間から稽古場に来てくれている。
せめてものお詫びの印にと和菓子(お団子や桜餅など)を持ってドアの隙間からぬるっと入室。

なんだかみんな温かく迎え入れてくれてほっとひと安心。
結構どきどきしてるんですよ。
でもこの手は二度と使えないな。

■ 台本を読むっつったってまだみんなが出てきているわけではないし、
これからどうなるのか、どういった話になるのか、
もっと具体的にみんな知りたいだろうと勝手に思い、
黒板に図を書きながら物語を説明。
なにをやりたいのか、なるべくわかりやすく言ったつもりなんだが伝わっただろうか。

■ みんなに強調したのは、
台本のスタートは遅いかもしれないけど、完成は早いかもよ。
ということだ。
「かもよ」とは言わなかったけど。
でもたぶん、いや、絶対そうなる。

みんな!大船に乗ったつもりでいろよ!

泥の大船!


これが台本の全てをガーっと書き込んだメモだ。
これを無くしたら僕は泣く。

■ ちーちゃん(水野千草)は最近の僕を見るたびに真剣な顔で、
「顔色が悪い」とか「ああ…これからもっと悪くなるな…」とか。
テンションの下がることを言う。
ところが今日は、
どうやら調子が良さそうだと言ってくれた。

それにベケちゃん(安倍健太郎)の誕生日だったこともあり、
みんなで焼肉へ。

僕も台本がすっかり完成したような気分になり、
少し遅くまで飲んでしまった。

やめときゃいいのにそのままビリヤードへ。
せっちゃんと「散歩道楽の座長」という、ありがたいのかどうなのかわからない微妙なポジションを賭けて勝負。
で、負ける。
僕は座長ではなくなった。
しょうがないのでヤッチュウと「散歩道楽の若頭」というよくわからないポジションを賭けて勝負。
で、負ける。
その後せっちゃんは「座長」を賭けてようこちゃん(山本陽子)と勝負。
そしてほとんど素人のようこちゃんに負けた。

そんなわけで「散歩道楽の座長」は今、ようこちゃんです。

あんまり得することはないよ?

■ ホントに僕は頭が悪い。
終電を逃したのだ。
なにやってんだ、オレ。
台本が完成した気分になってたが、それはつまり絶対勘違いなわけで。
実際はまだ台本が完成したわけではない。

なんとか下高井戸まで世田谷線で出て、
そこからタクシーを拾おうと思った。
が、今日の反省も含め、ちょっと歩きながら台本の内容を固めようか、
と、歩いていたら家まで辿りついた。
歩くこと2時間半。

ちょっと前はこうやってウロウロ歩きながら台本を考えたりしたものだ。
散歩道楽の散歩道楽たる所以だ。
ホントか?
知らないけど。
でも最近はそうやって考えることもあまりしなくなった。
が、やはり僕は体を動かしながら仕事をしたり、
こうやって長時間(長時間でないとノッてこない)歩いたり。
そうやってモノを考える方が集中できるし、頭もすっきりする。

■ 夜明けは近いぜ。

闘う魂をくれ。


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3月22日(月) 【狛カル18−22】


■  今の時期は台本だけじゃなくて、他にもやらなきゃならないことがチョコチョコあったりする。

人を待たせてしまっている。

なのに飲みに行っただ、ビリヤードしただと、
そんなことをここに書くのはいかんね。
と、反省しました。

うちの制作に言われている2、3の雑務は、それはまあ、身内のことだからまだいい。
8月の青年座スタジオ公演に関しては、
僕を信用してせっかく声を掛けてくれた方に迷惑をかけてしまっている。
その方がもしこの日記を読んだりしていたらと思うと、
お尻の穴がキュッとしまる思いだ。

すいません。
全くなんにもやってないわけではないんです。
昨夜もこの日記をアップしてから取り掛かっていました。

それでもなかなか進まなくて、とりあえずちょっと寝るかと着替え始めたんですね。
そしてズボンを脱ごうとしてひとつショッキングなことに気付いたんですよ。

なんとズボンのチャックが全開だったのです!

最後にトイレに入ったのはいつだったか…

僕は記憶の糸を辿りました。
どうやら焼肉屋でトイレに行ったのが最後です。

と、いうことはですよ。

ビリヤードでいくら僕がいかしたブレイクショットを決めようと、
チャックは全開だったわけです。
台本を考えながらブツブツ夜道を2時間半、
チャック全開だったわけです。

「闘う魂をくれ」じゃないよ。
その前にチャック閉めろよ。

ったく…

でもですね、僕はよくこういうことがあるので気をつけてはいたんですよ。
とくに舞台上でチャック全開だけは何が何でも避けたいと、
楽屋で最後にやる儀式は、
お祈りでも精神集中でも滑舌の練習でもなく、
チャックのチェックなわけですよ。
雷電のときは、
チャック全開ランキング女性部門第1位のバラちゃん(KAKUTA)と声を掛け合い、一緒に楽屋でチャックのチェックをしていたわけですよ。

それなのに…

油断だな。
僕もまだまだだな。
「もっともっとがんばれ」
そんな、神様からのメッセージだな。
きっと。
「はい!がんばります!」

そんなわけでミーちゃん(青年座)、もう少し待ってください。
がんばりますので。

■ どうやら8月にもうひとつ台本のみの依頼がありそうだ。
その打ち合わせも近日中にある。
なんか売れっ子みたいじゃん。

■ 今日は狛江銀座ダンスカルテットが全員揃った。

そして振り付けもその7割くらいは出来たんじゃないだろうか。
あと少しだ。
みんな!レッツダンシング!


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3月23日(火) 【18−22】



「今日はモロ(諸岡智美)がとうとう長野からやってきたよ」


「たけっち(竹原千恵)とタイちゃん(石松太一)も合流したよ」


  「……」


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3月24日(水) 【18−22】


■ 今日はようやく全員揃う予定だった。

が、体調不良の人が2人欠席したため、まだ揃わず。

■ 宣伝写真のOmori氏が稽古場に来て写真を撮っていった。

差し入れで頂いた「冷たい芋のお菓子」がすごく美味かった。

■ 雨はいやだ。




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3月25日(木) 【18−22】


今日の稽古はどうでしたか?


ええ…


ん?


なんかダメですね…


なにがダメだったんですか?


……


……


僕が悪いんです…


と、いうと?


……


……


よくわかりません…


では質問を変えましょう


はい


あなたは鵜飼教授派?それとも大河内教授派?


……


……


質問の意味がよくわかりませんが


なるほど


こんな日もありますよ…


その通りです


いい役者が揃っているんです


はい


みんなに書かせてもらってるんです


その通りだ!


まさか自分1人で書いてる気になってんじゃないだろうな


みんなと一緒に芝居を作ってるんだ!


はい…


それを忘れるな!


はい!


ドントフォーゲット!ユーアーノット、えー、なんだ、アレだ、


うん…


ごまかしましたね


べつに


ちなみに僕は西田敏行派です


あ、そう


これは、どうやって終わったらいいんでしょう


しーらない



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3月27日(土) 【狛カル13−22/振り写し18−22】


■ 昼から狛江銀座ダンスカルテットでの、振り付け稽古。

シャネルが「狛銀」Tシャツを作ってきてくれた!


これがなかなかいい。

そのシャネル、決起集会の数日後に靭帯を切ったため、今も大仰しいギブスをつけている。


足を伸ばすたびにマジックテープの「ジリリリ…」という音がする。

しかしダンスもアップのバレーも、その動きはほとんど気にならない。
が、バレーの途中で激しい動きをしたときなんかには、少しドキッとする。
みんなから「じーんたーい」と、わけのわからない掛け声がかかる。

■ そして夜はいよいよみんなへの振り写し稽古だ。

たぶんびっくりするくらい、みんなできないんだろうな。
と、そんな予想はしていたのだがそれにしても…いや、やめておこう。
われわれはダンサーではないのだ。
それに振付の覚えは(覚えは)思ったより早い。

これからだ。

■ 朝から踊り通しだったのでとても疲れた。

■ 先日亡くなった‘いかりや長介’について、ちょっと気になることがある。

昔、いかりや長介の似顔絵といえば、
そのデロンと飛び出した下唇がひとつ大きな特長だったのではないか。

西遊記の人形でもそうだった。
「おぃっす」とモノマネをするときも、必ず下唇を突き出した。

「いかりや長介=下唇」
だったのだ。

いつからだろう。
いかりや長介の下唇が気にならなくなり始めたのは。

実際、晩年の彼の下唇はとくに飛び出していない。
誰も彼の下唇を問題にしない。
「踊る大捜査線」でゆっくり敬礼するいかりやの下唇は普通だ。

いかりや長介の下唇はどうなってしまったのか。
それはやはり「年齢」が大きく関係しているのだと思う。
歳をとるにつれて、どうなっていったのかということだ。
それを踏まえた上で、いくつか仮説を立ててみた。

(1) 下唇がしぼんだ。
(2) 下唇以外が膨らんだ。

いくつかといって、2つしか思いつかなかったんだけど。


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3月28日(日) 【13−17】

■ 桜が綺麗だ。

花見を楽しむ人でごった返すそんな日曜日。
どんより湿っぽい顔した30男が桃色の自転車を走らせる。
15:30
このままでは稽古場に着いて16時だ。
もう言い訳したり、テキトーなこと言ってみんなに笑ってもらおうとか、
そういう気も起きない。

途中、ノゾエ君(はえぎわ主宰)にばったり出くわす。
4月末の公演に向けて稽古場に向かう途中だった。
18時から稽古で、稽古場はすぐそこで、こんな時間に歩いている。
なぜだろう、目を合わせられなくてオドオドしてしまった。

予想通り16:00稽古場着。

出来てるとこまで台本渡して、何度か読んで、それから立ってもらった。

おもしろい。
みんな読んで考えてきてくれてんだなあと感動。

バタバタと後片付けをして、そして解散。

ファミレスに直行して続きを書こうとするが、花見客だろうか。
どこも満席だ。

台本はそんなに遅くない。
と、思う。
まだ一ヶ月前だし、自分で決めた締め切りもまだ先だし。

ただ、今回20名のキャストで、まだ登場していない人が半数以上いる。
早く登場させなければ、と気が焦る。
だからといってテキトーに出せばいいとか、とりあえず横切らせようとか、
そういうのだと、だったら出さない方がいいってことになるし。

とにかく前へ進めなくては。

「ここからが、私は強い」

どこかの看板にあったコピーはこんなのだったと思う。
弱っているのだろうか。
ちょっとジーンときてしまった。


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3月29日(月) 【狛カル18−22】

■ 夕方はほとんど座れるしゆっくりできるので、最近はよく世田谷線を利用している。

今日も下高井戸まで桃子で向かい、
そこから三軒茶屋まで世田谷線に乗った。

途中、ダンスでのみんなの動きを整理するため、
ノートを切り取って、みんなの名前を書いたコマを作る。


狭い座席でこれを作るのは結構たいへんだった。

椅子と椅子の隙間にタイちゃん(石松太一)が落っこちて、
ちょっとした救出劇を繰り広げた。

■ 今日は最後の狛江銀座ダンスカルテットでの振り付け稽古。

先日行われたみんなへの振り写しを踏まえて、改良を重ねる。

■ 稽古後はうどん屋で軽い打ち上げ。

メンバーのみんな、ありがとう!
おかげ様でなかなかよいダンスが出来上がったのではないでしょうか。
本番が楽しみです。



■ その帰りの世田谷線にて。

シャネルと話をしていると、彼女がなにやら僕に目配せをする。
その目線を追うと、そこには「8時だよ全員集合」のDVDセットを手にした男が。
その男はわれわれの目線に気付くと、こちらをチラリと見てニヤリと笑った。
そしてそれを袋に入れると、そそくさと電車を降りて行った。

「…今、笑ったね」
「うん…笑った」


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3月30日(火) 【振り写しA18−22】

■ 昼間、今回の企画書を持ってシアターガイドを訪問。
おそらく6月号の「今月の訪問者」という、編集部を訪れた人を紹介する小さいコーナーに、
僕と小山氏の間の抜けた写真を載せてもらえると思います。
あと4月号から「わたしの今月」に書かせてもらっているので、もしよかったら見てみてください。

■ そのまま稽古場のある三軒茶屋へ向かう。
時間まで喫茶店で台本を書き、ごはんを食べるため休憩がてら漫画喫茶へ。
土田世紀を読む。

■ 18時より狛江銀座ダンスカルテットでの最終確認。

■ 19時にはみんなゾロゾロ集まってきて、ダンスの振り写し、その2回目がはじまる。

みんな自宅やら練習前にちょこちょこ踊ったりしているので、振りは入りつつある。
が、昨日の段取り変更で、踊るパートが代わったりした人もいる。
ので、もう1度頭から振りを付けてゆく。

■ ダンスなしの人は休んでもいいということになったいるのだが、
前回に引き続き今日も、かっちゃんとようこちゃん(悲しいことに今の散歩道楽の座長だ。理由は21日の日記を読んで欲しい)が遊びに来ている。

■ まだまだこれからだが、なんとなく完成形が見えてきた。
楽しみだ。

■ そうそう。
昨日はチケットの前売開始日だった。

お買い上げくださった皆様、どうもありがとうございました。
ここにはつい、不安になってしまうようなことばかり書いてしまいがちですが、
絶対おもしろくなります。
おもしろくします。
充分楽しんでいただけるものになるんじゃないでしょうか。
期待しててください。

まだお買い上げになってない皆様も。
日々の生活の、ちょっとした潤いに散歩道楽はいかがでしょうか。
ゴールデンウィークが明けたら、もう1度、ゴールデンなウィークをご用意してお待ちしております。


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3月31日(水) 【18−22】


■ 今日も稽古場に着いたのが20時。

台本の続きは持って行ったのだが、なにせまだ登場してこない人が結構いる。
その人たちがどこから登場するのか、それはもちろん決めてある。
が、それは後半からだったりするもんだから、
いくら台本を持っていっても、ちいとも出てきやしない。

まだ出番のない人は心配してんじゃないだろうか。
早く登場させてあげねば。
と、思う。
もちろん、当の本人たちはそんな素振りは見せず、楽しく稽古場に来てくれてるようだが。
それでも、ね。

安心してもらおうと思ったんでしょう。
「流れはこっちに来ています」
と、よくわからないことを言ってしまった。
「大丈夫」
「今度の土曜日にはドサッと持ってくるよ」
「カートでないと運べないくらいに」

こういうのも、いいかげん、みんな聞き飽きただろう。

■ 眠らない体をくれ!

■ いよいよ3月も終り。
これから本格的に稽古漬けの毎日が始まる。



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4月3日(土) 【13−22】 


■ 制作の小山に、これからチケットを買おうかという一人のお客様からメール有り。

子供を連れて観に行こうと思っているのだが、芝居の内容的に大丈夫でしょうか。
という内容だ。
子供といっても、中学生と高校生らしい。
多感な時期ですね。

僕はこの芝居をすごく大真面目に作っているつもりだ。
その世代の方々にも、充分楽しんでいただけると思っている。

ただ、設定が設定なので、
そういうことに潔癖な方にはあまりよろしい内容ではないかもしれない。

おもにセリフでのことなんだが、
つまり性的描写に関してだ。

小山氏はこう返信したらしい。
もちろんどなたにも楽しんでいただける内容にはなっています。
ただ、設定が〜ですので、
「ちんこ」とか「乳首」とか、そういった言葉は出てきます。
男女の性的行為や露骨な裸は出てきません。

ものすごく丁寧に、かつ、具体的にお答えしたようだ。
いや、それ自体はいいことだと思う。
そういった心配をされてるお客様に、なるべく具体的に知っていただくのはいいことだ。
ただ「ちんこ」「乳首」って…
それだけ聞くと、なんてくだらない芝居してんだ。
と、われながら思う。
それに「ちんこ」は出てこないし。

僕はきれいな、あたりさわりのない透明感のある芝居をつくりたくはない。
しかしあまり露骨な表現は、やりたいことに対してマイナスに作用してしまうと思う。
どう観せるか。
どう観られるか。
そういったこともそれなりに考えています。
そういった上で、
その点に関しては、
中にはもしかしたら気にされる方もいるかもしれませんが、
でも、安心して楽しんでいただけると思います。
と、お答えします。

是非、観にいらしてください!

セットチケットが思いのほか、よく売れているようです。
つまり土日の「昆虫」が早く売切れてしまうかもしれません。

散歩のチケットゲットした?
あたぼうよ!

そんな会話がちまたに溢れることを祈っています。

■ 稽古についての報告を書く代わりに、
「さとうきび畑」を歌う散歩道楽の役者長、いしいせつこの写真を載せておきます。


ざわわ〜ざわわ〜ざわわ〜

右手はギターのつもりらしい。


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4月4日(日) 【モヒカン13−17/昆虫18−22】


■   知らない町を

         歩いてみたい

  どこか遠くへ

                     行きたい…

■ ちょっと最近、固くなっている。

今日は息でも抜いてみようと、小山氏を呼び出していきつけの焼き鳥屋で軽く飲む。

終電が近づいて小山氏急いで帰る。

僕は雨の中とぼとぼ歩く。

みんないい人。

シャチョサンイイヒト。

顔が歪む。


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4月5日(月) 【自主練18−22】


ピーナッツ、いかがですか?


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4月6日(火) 【18−22】


■ 演出助手がいる。
チラシにも名前がある通り「二千万ファイツ」さんだ。
これは散歩道楽の新人劇団員、川原万季と竹原千恵のユニット名なのである。
本当に助かっている。
たぶん本人たちも気づいていないところで、ものすごく二人に感激したこともある。
恥ずかしいので言わないが。

■ ダンスシーンへの流れが見たかったので、
「軽く踊ってみてください」
と、お願いをした。
みんなは稽古場に僕が到着する前なんかに、ダンスの練習を何度かしてきたようだ。
振付はだいたい完璧に入っている。
が、どうも全体的にメリハリがないように見える。
振り付け通り踊るのは当たり前だ。
そこから先が大切なんだ。
それに比べたら振り付け通り忠実に踊ることなんて、なんの意味もない。
そう思い、そんなことをみんなに言った。

すっかり忘れていたのだ。

みんなは思ったことだろう。
「軽く踊れって言ったくせに…」
と。


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4月7日(水) 【18−22】

■ 稽古が終わって、ファミレスで台本を書く。

前の席のおじさんは一心不乱にマンガを描いていた。

■ 1時頃、一息ついて帰路につく。


↑前々から気になっていた看板を激写。

■ 帰宅して、かなりショッキングなことを知る。

とある劇団の公演のことだ。
僕たちとほぼ同世代だが、もっと何倍も人気のあるそんな劇団が、
どうやら僕が今回の公演でやろうとしていたことと、まるかぶりのことをやったようだ。

こういうことはたまにある。

自分たちの公演前に他の劇団の公演を観に行って、
自分たちがやろうとしてることとまるかぶりな設定やネタだったりすると、
いやな汗をかくことになる。

同じ年代の人が書いてると、やはり同じようなことを考えるのか。

それが小ネタ的なものなら、やらないように変更すればいい。
が、今さら変更できないようなものはどうすればいいんだ。

もう伏線らしきものを張ってしまったじゃないか。

変更するか…
それとも人に指摘されるのを覚悟で押し通すか…
興醒めするんじゃないだろうか…
いやそれにしても…

悩んでいる。


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4月8日(木) 【18−22】

  僕は誰のためにこの芝居を作っているのだろう。

もちろんお客さんにお観せするためであるのは当然だが、
しかしそれよりなにより自分のために作っているのだ。
それが、 何はさておき、 お客さんもさておき、 だんとつで一番なのだ。
申し訳ないが、すごく正直に考えてゆくと、そうなる。
台本だって、自分のために書いている。
自分だけがよければそれでいいわけではないのだけれども、
自分がよくなければ意味がない。
それを稽古にもって行って、役者にみせる。
役者は気にいってもらえるだろうかと反応が気になる。
自分をだんとつ一番として、とりあえずこっちがわにおいておくとしたら、
その次には役者のために書いているのだ。
そして制作をはじめ、スタッフのために書いているのだ。
みんなが気に入ってくれればしあわせだ。
そうして出来上がったものが、お客さんにも気に入っていただけたら、
ものすごくラッキーだと思う。


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4月9日(金) 【モヒカン18−22】

■ 久々に電車で稽古場へ。

帰りに少し電車で寝ようという魂胆だ。

■ 最近、すぐ眠くなってしまう。

とくにごはんを食べるともうダメだ。
条件反射のように意識が「とろーん」としてくる。
意識を失うように眠ってしまう。
でもさすがに何も食べないわけには行かないので、
気をつけて食事を取るようにしてるんだけど、
それでも例えばエクレアを半分食べただけで脳みそがとろけそうになる。

■ 最寄駅で急いで切符を買っていると、
なにやら怪しい男がこっちをジーっと見ている。

なんだろうと思いつつ改札に向かうと、
その男が声をかけてきた。
「すいません、警察庁の者ですけど(公安の者だったかな?)ちょっといいですか?」
そう言ってバッジを見せる。
土曜サスペンス劇場なんかで、左とん平や河原さぶなんかが持っている警察手帳ではない。
踊る大捜査線なんかで、織田裕二なんかが持っているような、
あの上下にパカッと開くかっこいいやつだ。

このあたりで最近、空き巣の被害が続いており、
その犯人は僕のような大きなカバンを持ち歩いてるらしい。
大きなカバンを持ち歩いてるのは空き巣か、これから稽古場に向かう演劇人くらいのものだろう。

僕は本当に急いでいたので、
すいません。急いでますんで。
と、言った。
冷静に考えれば、
そんなこと言ったってどうしようもないんだけど。
すると、どこからかもう一人の男がこちらに駆け寄り、
二人がかりでカバンを見せろと言う。
まわりの人々も何事かとこっちを見ている。
しょうがないのでカバンを開けて見せる。
ファイルがいっぱい入っている。
「あ、勉強道具ですか。失礼しました」
そう言って開放してくれた。

失礼な話だ。
人相が悪いのか?

そういや以前、
うちの劇団員の谷中田も、三軒茶屋の駅で警察に捕まっていた。
そのあたりで起きた公然猥褻の犯人と人相が似ていたらしい。

■ 稽古には「ちからわざ」を終えた佐藤愛も参加。


金髪だ。
この人は捕まってもおかしくないな。

■ 稽古後はみんなで食事をして、なんだかんだと終電近くなってしまった。

帰りの電車でなんとか空いてる席をみつけ、すぐに眠りに落ちる。
そして、
終電の駅で駅員に起こされる。
上りの電車はもうない。

タクシーで帰宅。



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4月10日(土) 【13-17】

■ 稽古場に2人のカメラマンがいる。

Omoriさんは写真。
佐々木さんはビデオカメラ。
それぞれ稽古場風景を撮っている。

役者は気が散るのではないかと少し心配をしたが、
まあこれもいい機会だ。
だいたいね、これはすごくありがたいことですよ。

で、そのOmoriさんの写真を少しづつ紹介させてもうことにする。

正直、この時期になっても僕としてはぜんぜん余裕で、
日記を書くことだって鼻歌交じり級の片手間級のことでしかないんだけど。
でも写真にいっぱい語ってもらおうと思います。

写真をご覧になるときのBGMは徳永英明の「輝きながら」でお願いします。

では…


♪か〜がやき〜な〜がら〜


♪ふふ〜んふふ〜ん…ふ〜ふふ〜ふふ〜ん…


♪歌詞を〜しら〜ない〜ふふ〜ふふ〜んふ〜ふふ〜ん…


♪ねてるし〜



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4月11日(日) 【13-22】

 駅まで桃子の後ろに点潤を乗せて坂道を上っていると、
パキッ
と、嫌な音がする。

そして後ろタイヤが曲がっちゃいけない方向にグラグラするようになってしまった。
よく見ると、スポークが一本折れている。

点潤はものすごく軽い男なので(体重20`/推測)、
おそらくもう限界だったのだろう。



↑点潤


↑かやちゃん


↑僕


↑め組さん(衣装) ↑サワチカ(制作) ↑あぐらをかいたまま宙に浮いてる人



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4月12日(月) 【18-22】


■ グラグラの桃子に乗って稽古場へ。

ちょっと危ない。
早く直さないと。

しかし時間がない。



↑モロ(諸岡智美)、HP用の撮影


↑小山氏(制作)


↑ちーちゃん


↑芝居中のさやかちゃんとグリーン(富士タクヤ)


↑手前、かちゃん(勝村美紀)。しっとり系。


……。


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4月13日(火) 【18-22】

 電車には乗りたくないので、ついタクシーに乗ってしまう。
出費がかさむ。



↑どんめ(奥村智美) ↑じゅんちゃん(制作)


↑べけちゃん(安倍健太郎)


        ↑じんこ(神馬ゆかり)↑桜井君


↑たけっち(竹原千恵)


↑あっこちゃん(川原安紀子)


↑台本


……。



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4月14日(水) 【17-22】

■ スケジュールでは今日は自主練のはずだったのだが、急遽、入れる。

やはり自転車がないと不便だ。
車の免許を取ることにする。























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4月15日(木) 【18-22】


■ 今日は僕の誕生日だった。

みんなはなにかサプライズ的なことでもやってお祝いしてくれるんだろうか。
そんなことを考えたのはつい数日前。
なんか意識してしまって、おちおち誕生日の話題に触れれやしない。

意識してて結局なんにもなかったら、それはそれで寂しい。
でも充分、その可能性だってある。

以前も、
僕が髪の毛を切ったのに誰もそれには一言も触れてくれないということがあった。
あとでそのことを誰かに愚痴ると、
「言えねえよ」 と、言われた。
そのときの僕は、とてもかんじが悪かったらしい。
そんなことに触れられる雰囲気ではなかったらしい。
余裕がなかったんですね。

最近の僕もどちらかと言うとそんなかんじなので、
みんなも下手なことできないだろう。
申し訳なく思う。

ただ、サプライズはあるのか、ないのか。
どっちだ?
それを考えるとおちおち芝居にも身が入らないじゃないか。

で、今日になって、そんなことすっかり忘れていたんですね。

稽古場に遅れて20時ごろ到着。
行きなれない稽古場なので、制作のサワチカが何度かメールをくれる。
バスに乗ったら連絡ください。とか。
今思うと、あれは僕がいつ頃着くかさぐっていたんだな。
しかしそんときはそんなことぜんぜん思いも付かなくて、
大丈夫です。
みたいなメールを返した。

そして稽古場に着いて真っ直ぐトイレへ。
するとそこにグリーン(富士タクヤ)がいた。

僕「おはようございます」
グリーン「あ、おはようございま…あ!太田さん!」
僕「…え?」

そして慌ててトイレから出て行くグリーン。
「変な人」
僕はそう思った。

そして稽古場に入るとなにやら様子がおかしい。

みんな揃って正座だ。
一瞬「え?」ってなったけど、すぐにわかった。
僕の誕生日だ…

せっちゃんが口上を謳いあげ、みんなでおじぎ。
あとから聞くと、これは極道風にしてみたんだそうな。


↑どうしていいかわからず、僕は机の下に隠れています。

そしてケーキ登場。
いつ僕が着くかわからなかったので、大変だったらしい。
なんだかいろんなことに気を遣ってのお祝い。
ありがとうございました。


↑ケーキを食べる僕。
ロウソクの火を吹き消したとき、
「おめでとう座長」と書かれたプレートが下に落っこちた。

喜びベタな僕ですが、とても嬉しかったです。
祝ってもらったから言うわけじゃなくて普段から思ってることなんだけど、
役者としても、人としても、本当に素敵な人たちばかりだ。
よくまあ、そんな人たちばっかり20人も集まったなと、その幸運に感謝。



■ 帰り道、メーリングリストでみんなにお礼のメールを出す。
32歳の目標 「約束を守る」 
するとすぐにメールが返って来た。
おお…早い。
感激して見ると、自分で出したメールだった。
そりゃね、僕もリストに入ってるわけだから。
僕にも返ってくるよね。


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4月16日(金) 【モヒカン/18-22】

■ 今日はモヒカン稽古。

いやあ、おもしろいっすよ。
是非皆さん、観に来てください。

■ 余裕がないとは言いつつ、車の免許を取得。



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4月17日(土) 【13-22】

■ 稽古場に向かう途中、衝動買いでアメ車のオープンカーを購入。

やはりピンク色だ。

バックシートに座ってくれる水着美女募集!












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4月18日(日) 【13-22】

■ 昨日購入した愛車に「ケビン・ベーコン」という名前をつける。

意味はない。















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4月19日(月) 【18-22】

■ 「バックシート水着美女係」になんと1000通を越える応募。

みなさん、ありがとうございます。

ひとりではさばききれないので、アルバイトを雇う。

それも全員水着。











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4月20日(火)【18-22】


■ 最近の携帯は便利になっている。

ご存知だろうか。
メールの機能で、最初の言葉をいれると、よく使う単語や一文がリストとしてズラッと出てくるのだ。

例えば「よ」と打つと、
「よろしくお願いします」…「よかった」…「よろこんで」…
といったかんじで。

あとはそのリストの中から欲しい言葉を選べば、簡単に文章が作れる。

で、僕の携帯だ。

「も」と打つと、
「申し訳ない」…「申し訳ありません」…「申し訳」…
と、ありとあらゆる謝罪の言葉がリストとして出てくる。

ちなみに「す」と打つと、
「すまん」…「すいません」…「スイマセン」…「すんません」…
と、TPOに合わせた様々な「すいません」がズラッとでてくる。

「ご」と打つと…もうやめておこう。

なんて腰の低い携帯なんだ。
いいのか、俺、こんなんで。




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4月21日(水) 【18-22】

■ 厳正なる審査の結果、水着美女が10人に絞られた。

キャシーとスザンナが有力だ。






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4月22日(木) 【18-22】

■ 246を「ケビン・ベーコン」で走行中、ヒッチハイクしている菅井きんを発見。

無視する。



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4月23日(金) 【モヒカン/13-22】


 稽古は13時からなのに、僕が着いたのが20時ごろ。

みんな、お待たせしてごめんなさい。
スイーツを持って行く。

ははは、谷中田のやつ、口のまわりベトベトにして食ってやがる。
おいおい、スイーツは逃げないぜ。
そんなに嬉しいか。
そうかそうか。

うそです。
言い過ぎた。

でも、おかげでモヒカンの台本完成。



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4月24日(土) 【13-22】

 衣装合わせ。

20名のキャストで、それぞれが何着も衣装を着るので、稽古場中服だらけだ。
一人一人、衣装のめ組さんとまわる。

気がついたら4時間くらい経っていた。
め組さん、お疲れ様でした。

■ 水着美女情報。

だんとつ1位でスザンナが採用決定。
そしてもう1人は、キャシーを抜いて大逆転でルーシーに決まる。

さっそく水着(超ビキニ)でバックシートに座ってもらう。
しかし実際座ってもらうと、イメージにそぐわない。

かわいそうだが首にする。







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4月25日(日) 【13-22】

 女の人と同じように、男にも「生理」のようなものがある人もいるらしい。

それによって気分に波ができるのだ。

僕にはあるだろうか?

妻に聞いてみると、彼女は僕を真っ直ぐ指さし、

「ある」

と、ハッキリ言われた。

人を指差すな。















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4月26日(月) 【18-22】

■ やはりアメ車には水着美女がいないと寂しい。

バックシートではしゃいでいてほしいのだ。

他のことではいくら妥協してもいいが、 これだけは譲れない。

■ この時期になるとちょくちょくスタッフさんも稽古場へやって来てくれる。

今日は舞台監督の赤坂さんが観に来た。

赤坂さんに水着をお願いするか…いや、やめておこう。








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4月27日(火) 【18-22】

■ 水着美女を諦めて、変わりに山羊を2匹乗せておくことにした。

もうなんだっていいのだ。

乗ってれば。











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4月28日(水)【モヒカン/18-22】

■ バックシートの山羊がメエメエうるさい。

台本食べちゃうし。

やはり山羊じゃダメだ。

そもそもなんで山羊を乗せなきゃなんないんだ。

■ いろんなことを棚に上げて稽古をする。

そうせざるをえないのだ。

あまりこういうこと言うのは嫌だが、でも言う。



がんばろう








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4月29日(木・祝) 【13-22】

■ 今日から連日、昼から1日稽古だ。

■ 稽古が終わってファミレスでひとり台本と向き合う。

帰り道、ひとりで帰れなくなって妻に迎えに来てもらう。

鏡を見たら、右目が腫れていた。

ひどい顔をしている。

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4月30日(金) 【13-22】


■ 実は今日で三日連続タクシーだ。

■ みなさん、ごめんなさい。

そしてありがとう。

そしてよろしく。

■ 今までこの日記をサボってきたが、これからはちゃんと書こうと思う。

そう、とある日から今日まで、じつはまとめてこれを書いたのだ。

何が起きたのか全部思い出すのなんて不可能だ。

だから随分、嘘も書いた。

免許なんか取りに行く時間があるわけない。

■ みなさん、面白い芝居に仕上がってます。

是非、観にいらしてください。

出演者、スタッフ、僕、一同、心よりお待ちしております。


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5月14日(木) 【本番中】


■ これからはちゃんと書こうと書いたばかりなのに、久々の更新となってしまった。

■ もう本番に入って、今日で中日も過ぎた。

もちろん、お客様によって好き嫌いはあるし、そういった意味では賛否両論あるのは当然だが、
おおむね好評で安心している。

まだ迷っているそこのあなた。
もう一度観てみようかと思っている素敵なあなた。
月曜日まで下北沢は、「劇」小劇場で公演中です。
ぜひ、いらしてください。

ロビーには、Omori氏撮影による、稽古風景の写真も展示してあります。
そちらももしよろしければご覧ください。

■ とにかく今回はキャストが20名と多くなっている。


これはほんの一部の舞台用の靴たち。


誰が来ているのか。
誰が外出中なのか。
それが一目でわかる便利なグッズを二千万ファイツ(演助)が作ってくれた。


本番前の楽屋。
鏡前は女の子たちのものだ。
男子たちは隅の方に追いやられている。
もちろん僕の場所なんてあるわけがない。

しかし、である。
今回は僕の場所をわざわざ用意してくれたらしい。
ありがたい。


しかしそこは洗面所の下だ。
ガムテープに太田と名前まで書いてある。
しかしここ、実際には荷物置き場になっていて座ることなんて出来やしない。
みんな洗面所を利用するから、座ってると邪魔になるし。


本番前の楽屋2
「なんですか?邪魔です」
といった表情のかっちゃん(勝村美紀)


本番前の楽屋3
はらごしらえ中のたけっち(竹原千恵)


本番前の楽屋4
隅の方に追いやられた男子2名。
やっちゅう(谷中田善規)と桜井くん。


本番前の楽屋5
さやかちゃん。
この前、たいちゃん(石松太一)の知り合いの高校生軍団が観に来てくれたときは、
終演後、彼女と高校生たちとの撮影会が繰り広げられていた。


いよいよ開演時間が近づいてきた。


それぞれが、それぞれの場所で、それぞれに待機。
ここは、楽屋から舞台へ上がる階段。

■ 今回は公演期間が長い。

いつもにもまして、その日によって芝居の出来に、バラツキが出てしまう。
しかし、ほとんどのお客さんは一回しか観ないわけで。
いくら出来が悪くても、その日に観たお客さんはその舞台しかしらないのだ。
もっと一回一回、大切に、集中してやるようにしたい。

すごく当たり前のことだが、改めてそんなことを思った中日を過ぎた今日である。


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5月19日(水) 【公演を終えて】


■ 公演が終り、2日が経ちました。

おかげさまで大きな事故もなく、
無事に終えることができました。

観に来ていただいたお客様も今回、千人を越えました。
どうもありがとうございました。

お手伝いしていただいた皆様。
劇場の皆様。
スタッフの皆様。
役者の皆様。

ありがとうなんて言葉では伝えきれないほど、
本当に感謝しています。

たいへんなこともいっぱいあったけど、
とにかく楽しかった。

いろいろと勉強になることもあった。
次への課題もいっぱい見えてきた。

まだまだこれからだ。
時間がかかる。

■ 公演中のことについては、また後日、機会があればゆっくり書きます。
ここに書けること、書けないこと。
笑えるようなこと、笑えないこと。
いろんなことがあって、今、それをひとつひとつ思い出すのも大変な作業なので。

……。

ふう。

今、ためしに思い出してみたんですけど、とたんに5キロ痩せました。

そんなわけで、とりあえず楽日の本番前。
楽屋で撮った写真を載せます。


右がさやかちゃん。キスシーンがありました。
左がマキちゃん。ずっこけるシーンがありました。


点潤。ヒゲは描いてます。


左がじんこ。毎回シュークリームとおはぎと海苔を食べました。
右がどんめ。胸の谷間を強調してもらいました。


ようこちゃん。下駄を履く女。

えっと…そんなわけで、あとは公演が終わってからのことを書きます。

■ 打ち上げが終わって朝の4時。
われわれは居酒屋を追い出された。
始発を待つ人、別れを惜しむ人、それぞれがカラオケ組と喫茶店組に別れる。
僕は喫茶店へ行くとたぶん寝てしまうのでカラオケへ。


暗いけど、レベッカを歌うかやちゃん。
この人は顔で歌う人だ。
すっかりその気だ。
その顔が面白くてつい写真を撮る。

1時間ほどみんなを茶化して朝の五時。
制作の小山ゆーしと谷中田とカラオケ屋を出て近くのレンタカーへ。
そこにトラックが停めてあり、これから東京中を回って舞台に使った道具や装置を返したりする仕事があるのだ。

しかし僕を含む3人の中で免許があるのは小山ゆーしのみ。
彼は夕べの打ち上げでも、お酒を飲まず途中から眠っていた。
今日の仕事が終わったら彼と打ち上げをしようと思う。
長い一日になりそうだ。


2t ロングトラックと谷中田。
まだ元気。

まずは谷中田宅へ。
そして諸々荷物を下ろす。

そして小山宅へ。
道が狭く入ってゆけないため、少し離れたところにトラックを停める。


何往復もして、荷物を運ぶ。


小山ゆーし宅。


その前で記念撮影。

そしてとりあえずファミレスで腹ごしらえ。


ガンダムはシャア専用モビルスーツのガチャガチャを発見。
はしゃぐ谷中田。
僕もつられてやってみたら、赤いガンダムが出た。

それから僕の家に寄って荷物を下ろす。
そして舞台監督の赤坂さんが待つ中野某所へ。

赤坂さんを乗せて、僕の座る場所が無くなった。
仕方ないので、荷物でごったがえすトラックの荷台へ閉じ込められる。


揺れる荷台の中。

そこから錦糸町の倉庫までの約1時間。
僕は荷物の隙間に小さく丸くなって熟睡した。

おかげで気分もいくらかスッキリした。
しかし孤独だ。
今どのあたりかぜんぜん検討もつかない。


とりあえずヒマなんで自分を撮影。

おしっこがしたい。
助手席にいる谷中田に電話する。
おしっこがしたい。まだか。と。
もう少しだから我慢しろと言う。


気を紛らわすため、自分を撮影して遊ぶ。

そうこうしているうちに錦糸町の倉庫に到着。
トイレに駆け込んだ後、30分くらいいろんな作業をする。

そして今度は赤坂さんの下についている高橋さんという方とともに両国へ。
また僕は荷台に閉じ込められる。


今度は荷物が少ない。
これらは廃材だ。

ヒマなので、またもや自分撮影。


高橋さんの自転車に乗る僕。


さて、コーヒーでも飲むか。


ぐび、ぐび


かあ〜


もうひとくち


うまいぜ


ん?!


後ろに誰かいる…!

と、ここでオチを考えてるときにドアを開けられる。


両国到着

そしてそこから高橋さんは自転車で倉庫へ。
僕たち3人は東向島へ廃材処理の手続きへ向かう。


すみだ清掃事務所へ到着。


お疲れの谷中田。

そこから夢の島へまたもや長いドライブ。

もうみんな寝ている頃だろう。
疲れてるだろうし、 ゆっくり休んで欲しい。
そう思いつつも、
この仕事が終わって小山ゆーしとの打ち上げにみんなも参加してくれたら嬉しいなと思い、
メーリングリストで連絡を回す。

誰も来ないだろう。
そんなことを3人で話す。
誰も来なくてもいいじゃないかと言いつつも、疲れからか、少し寂しい気分になる。

すると返事が。
桜井だ。
「是非とも飲みに行きたいです」
おお…
3人に歓声が上がる。
こいつなにやってんだよ。寝ろよ。
「ナイス桜井」
と、返事を返す。
またすぐに、
「おーイエー」
と、返ってきた。

こいつバカだと 3人で笑う。
嬉しかったのだ。

それからも何人からかメールが返ってくる。
ありがとう。
俄然、元気になる3人。

次回公演についての話。
これからの散歩道楽について。
前向きな明るい未来の話で盛り上がる。


そうこうしてる内にお台場へ。
フジテレビが見えてきた。


東京ビッグサイト。


そしてトンネルを抜けるとそこは夢の島だ。

とは言っても、正確には夢の島ではない。
夢の島はもう公園になってしまっている。
よく知らないのだが、第二の夢の島というべき中央防波堤、略して中防へ向かうのだ。


入り口で廃材の重さを測る。
トラックごとでかい秤に乗る。

ゴミ収集のトラックや植木屋さんのトラックや、その他いろんなトラックが、
そのゴミの種類によって別々の入り口へ入って行く。
すごい臭いだ。


ものすごいでかい倉庫がいくつも並んでいる。
そのうちの一つ、廃材ばかりが積み上げられた場所。

ゴミを捨てて再び、錦糸町の倉庫へ。
道が混んでいたこともあり、時間に余裕が無い。
途中、コンビニでパンを買い、食べながら向かう。

ここから3人に元気がなくなってくる。
会話の浮き沈みも激しくなる。
僕と谷中田は交代交代で、意識を無くす。
が、狭い助手席に2人並んでいるので、しっかり眠ることなんてできやしない。
それに小山ゆーしは一人、ずっと運転し通しなのだ。
がんばろう。

錦糸町に到着。
舞台セットに使ったソファやら事務机やらを積み込んで、
今度は調布へ。

調布へはなにがなんでも17時までに行かなくてはならない。
しかし道が混んでいる。
結局、17時5分前に目的地へ到着。
ほっとひと安心。

続いて同じく舞台セットで使用した観葉植物を返しに和泉へ。


ここは植木や観葉植物ばかりを扱っているところだ。


セットで使用したベンジャミン。


さあ、あともうひとがんばりだ。
ファイト一発。
心なしか谷中田の顔の彫りが深くなっている気がする。
パッと見、外人だ。
イスラエルとか、あっち系だ。

それからスライドで使用した機材を返すため、佐々木さんちの近くで待ち合わせ。

そうして全ての仕事を終え、下北沢にトラックを返す。
18時30分、仕事終了。


「劇」小劇場の前で記念撮影。

僕と谷中田はまあ、言っても隣に座っていただけだ。
軽く仮眠を取っただけで、朝の5時から13時間、
ほとんどトラックを運転し通しだった小山ゆーしは本当に疲れただろう。
おつかれさまでした。

この公演の企画も、もとは小山ゆーしが持ってきた企画だ。
そしてたくさんのお客さんに来てもらい、結果、大成功だった。
諸々の精算も順調に済ませた。
本当にすごい。
本人もすごく嬉しそうだ。

みんなが待つ居酒屋へ向かう。
小山ゆーしは早足だ。
みんなと飲めることが嬉しいのだろう。


思ったよりたくさんの人が来てくれていた。
みんな、ありがとう!

その後も何人かやって来てくれて、
小山ゆーしはご機嫌で、
かなりのペースでお酒を飲んで、
そして潰れた。

僕はもうダメだと終電で帰ったのだが、
復活した小山ゆーし、谷中田をはじめとする数人はそのままカラオケへ。

僕は途中からタクシーを拾う。
泥のように眠ろうと思う。

■ 今回の公演で何より嬉しかったのは、
出演したみんなが、来てもらったお客さんに「面白かった」と言ってもらったと、喜んでたことだ。
そんな姿をみると、本当に嬉しい。

スタッフさんも同様、参加した人が満足できる芝居がやりたい。

もちろん、その人の好みによって面白さなんてマチマチだ。
その日の出来によっても、随分違う。
実際、この公演中でも、すごく評判のよいときと、そうでもないときがハッキリ別れた。
やってるこっちとしてはいつも全力なのだが、何かが違う。
こういうのはしょうがないと言えばしょうがない。
人がやっていることだ。
舞台なのだ。

少し言い訳じみてるけど、
一生懸命やってそうなっちゃったんなら、まあ、それはしょうがないと思う。

話を元に戻して、

面白いものをお客さんにみせたい。
それ以前に、面白いものを関係者にみせたい。

なにが面白いかという基準はこの僕だ。
僕が満足できているかどうかだ。

僕が自分で満足できていないものを関係者にみせることほど、失礼なことはない。
それだけは絶対に避けたい。

と、思う。

■ いろんな人が観に来てくれた今回の舞台だが、
個人的に特に嬉しかったことの一つは、
昔の、僕が芝居を始めたキッカケとなった養成所時代の友人がたくさん来てくれたことだ。

今まで、たくさんの人を裏切ったり、傷つけたりして、それでもノウノウと散歩道楽を続けてきた。
大袈裟に言うなら、散歩道楽の歴史は、そんな僕の歴史でもある。

すごく自分勝手な都合のよいことを言わせてもらうなら、
これから先、
散歩道楽を続けてゆくことで、
がんばってゆくことで、
いろんなことが許されて、
僕にとってもまわりの人たちにとっても、
いい方向にいろんなことが上手くいけばなあと思う。

■ さあ、後回しにした仕事がいっぱい残ってるぜ。

次は8月の「青年座スタジオ公演」(作・演出)
そして同じく8月の「サ・マ・ン・サ」(作)

そして12月の散歩道楽公演「走れ恋人」だ。

■ ではまた。とりあえずサヨウナラ。